杜の都信用金庫 | 杜の都信用金庫について（信用金庫の特徴）

杜の都信用金庫について（信用金庫の特徴）

信用金庫は昭和 26(1951)年6月15日の信用金庫法施行により誕生した、中小企業や地域住民のための協同組織による地域金融機関です。

協同組織は、相互扶助を基本理念としており、会員、利用者や地域ニーズに応えることを経営の基本としております。同時に、信用金庫は金融機関としての公共性を踏まえ、銀行と同様の機能を備えることによって利便性を高め、会員の方々はもちろん、会員以外のお客さまにも広くご利用いただくことができます。

地域のために生まれた信用金庫は、まるでかかりつけのお医者さんのように

信用金庫は、公共性の高い協同組織による金融機関です。

一定地区内の中小企業や住民の方々を会員としています。

また、ご融資は会員を原則としていますが、会員以外の方々へのご融資(700万円以下)も認められており、ご預金はどなたでも広くご利用いただけます。

信用金庫は、地域の金融機関ですから、一定の地域で事業を行っています。お預かりしたご預金はすべて地域の発展のために役立てています。

銀行は株式会社で、大企業が主な取引先です。

信用金庫は、会員の相互扶助を目的とした協同組織で、中小企業や個人が主な取引先です。

経営理念の違いが、それぞれの金融機関の組織のあり方を決めました。

銀行が株式会社であり株主の利益が優先されるのに対し、信用金庫は地域の方々が利用者であり会員となって、お互いに地域の繁栄を図るための地域金融機関ですから、利益第一主義ではなく、会員・地域社会の利益が優先されます。

「信用組合」も同じ協同組織の金融機関ですが、根拠法や会員資格が異なるほか、業務の範囲が違います。

例えば、信用金庫は預金の受入れに制限はありませんが、信用組合は原則として組合員が対象になっていることです。

信用金庫の会員となるための特別な条件はありません。地域のための金融機関ですから、事業地域にお住まいの方、お勤めの方、事業を営まれている方でしたら、どなたでも会員になることができます。

［窓口で出資金（１万円以上）をご購入いただくだけの簡単な手続きで会員となります。］

ただし、信用金庫は中小企業のための金融機関ですから、従業員数が３００人かつ資本金が９億円を超える事業先は会員となることはできません。

信用金庫のセントラルバンク：信金中央金庫

信用金庫は令和5年3月末現在全国に254金庫のネットワークがあり､預金量は約160兆円に達しています｡

さらに､信用金庫業界には､｢信金中央金庫｣という中央金融機関があります｡信金中央金庫は､わが国有数の規模と効率性を有する信用金庫のセントラルバンクとして、信用金庫の業務補完を行うとともに､業界の信用力の維持･向上のための万全の体制を構築しています｡

このように､信用金庫業界は信用金庫と信金中央金庫が一体となった経営が行われていますので､わが国でも極めて信頼性の高い業界となっています｡

※信用金庫の計数は令和5年3月末現在

※信金中央金庫の計数は令和5年3月末現在

信用金庫業界には、信用金庫の健全性の確保および業界全体の信用力の維持・向上を図るため、「信用金庫」「全国信用金庫協会」「信金中央金庫」の総意に基づき創設された『信用金庫経営力強化制度』という独自のセーフティーネットがあります。

信用金庫経営力強化制度
○経営分析制度 … 信用金庫の経営状況について、詳細に分析する制度です。 ○経営相談制度 … 信用金庫の経営全般または個別課題について、経営相談を実施する制度です。 ○資本増強制度 … 資本増強を必要とする信用金庫に対して、資本を供与する制度です。

5つの信金が堅いきずなで結ばれ､強力なパワーで皆様のニーズにお応えします｡

預金残高量	1兆3,228億円
貸出残高量	6,916億円

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