人事部メッセージ

宮城町支店 融資担当

 令和6年1月1日の能登半島地震で被害に遭われた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 そして、ご家族や大切な方々を亡くされた皆様へ、謹んでお悔やみ申し上げます。

 当金庫の採用ページをご覧いただきましてありがとうございます。
 この仙台・宮城という地域に貢献したい、一緒に成長・発展したいと思っている方が多いのではないでしょうか?
 しかし、一体どのような仕事なの?どういった貢献をしているの?と疑問に思っている皆様のために、当金庫の活動についてご紹介したいと思います。

変化を求め学び続ける仕事

 金融機関の仕事は一つとして同じ仕事はありません。
 大きく分類すると融資の仕事・窓口の仕事・渉外の仕事などに分けることが出来ます。
 しかし、私たちがお取引いただいている方は人であり、企業です。
 人や企業はすべてが違います。
 一つ一つの仕事に変化があり、自ら学びながら変化に対応していかなくてはいけません。
 時には、息が詰まることもあるでしょう。悩むこともあるでしょう。
 だからこそ、学びながら変化に対応することにより、自分の成長も実感でき「働きがい」が生まれてくるのです。
 私たちは地域の事業者、個人のお客さまを支えているのと同時に、地元の方々と一緒になって新しいまちづくりを行っています。
 「信用金庫」は地域にとって必要不可欠な金融機関であり、働く職員は「大きな使命感」をもって働いているのです。

東日本大震災が多くの事を変えた

 私たち役職員にとって東日本大震災は、大きな意識の変化となりました。
 当時、私は仙台市南西部にある西多賀営業部にて渉外担当者として業務に従事していました。
 午後2時46分は営業室内でお客様の資料をまとめていたところ、今までにない大きな揺れを感じ、これは大変なことが起きているのではないかと思い、携帯電話で状況を確認したところ、東北各地の沿岸部の街が津波により甚大な被害が生じている事を知りました。
 その後、当時、人事担当役員でありました、星常務理事(現:当金庫理事長)から連絡があり、人事異動の内示で七郷支店に赴任するよう命を受けました。
 当金庫の七郷支店は荒井地区・荒浜地区をメインとした仙台市沿岸地域にあり、当支店の約4割のお客さまが、津波被害により家や店舗を失い避難所生活を余儀なくされている状況でありましたが、まず、赴任して行ったことは、避難所にいるお客さまの安否確認でした。
 被害にあわれた方の心境は、私たちには想像が出来ないほどの大きな不安と緊張で、極限の状態でしたが、このような状況下で、私たち(信用金庫人)に出来ることは、いつか新しい街を再生させるために、お客さまと真摯に向き合い、寄り添うことであり、身近な“もりしん”を目指して、全役職員が一丸となって業務に邁進した事が、今の杜の都信用金庫を創り上げたと感じています。

「人財」こそが大事な財産

 当金庫は、昭和7年に創業し宮城県仙台市を中心に塩竈市・多賀城市・大崎市・七ヶ浜町に26店舗を展開しており、“もっともっと、「しんきん感」向上宣言!”のスローガンのもと、「もっとも相談しやすい地元のしんきん」を目指す職員を育成しています。

 研修制度は入庫前から充実した研修を行っており、さらには入庫後、全国信用金庫協会・東北地区信用金庫協会・宮城県信用金庫協会主催の階層別研修や当金庫で開催するファイナンシャルプランナー・中小企業診断士養成講座、担当別の各種研修会を開催するなど、きめ細かい教育プログラムを用意しています。
 昨年度からは中小企業診断士・税理士の先生や元テレビ局のアナウンサーを講師に毎月の定例研修を開催。
 ただ、何といっても「百聞は一見に如かず」という通り配属後は各部課店の長や先輩職員と一緒になってお客さまへ同行訪問するなど、一緒になって業務を遂行していくOJTに力を入れています。
 また、私たちは、お客様の課題に対して真摯に向き合える(face to face)‟意思”を持った人財を育成しています。

最後に就職活動を行っている皆様に

 皆様にとって就職活動は社会人となる第一歩であり、大きな人生の分岐点となります。
 だからこそ、一つでも多くの企業を就職活動時に見てください。
 その活動が必ず皆様の知識や経験という財産となり、社会人としての大事な第一歩に繋がると思います。
 私たちと一緒に「まちの未来」を創っていきましょう。
 皆様のエントリーをお待ちしています。