人・仕事を知る

菅原 桃佳

融資菅原 桃佳2021年入庫
仙台大学 卒業

しんきん職員として、自分にできることを

 「生まれ育った宮城県の地域社会に、とにかく貢献したい。」学生時代の私はその思いだけで就職活動を行っていました。様々な業界の企業研究を進めていく中で信用金庫という存在を知り、多様な形で地域社会に貢献できるところに魅力を感じ、杜の都信用金庫を志望しました。
 入庫後は窓口担当、渉外担当を経験し、現在は個人ローンを中心に融資業務を担当しています。何気ない会話の中に隠れている情報も逃さず聞き取り、お客さまの心に寄り添った提案・支援ができるよう、信頼される職員を目指し日々業務に励んでいます。今後は、事業性融資にも取り組み、今まで以上に近い距離で地域経済の発展に寄与していきたいです。

 そのためには様々な業種の方と関わり、各企業の特徴を理解・分析し、的確な支援をする力が必要となりますので、自分自身のスキルアップのため、休日や退庫後の時間を有効活用しながら勉強に取り組み、資格試験にもチャレンジしています。
 また、普段からお客様とのコミュニケーションはもちろんのこと、職員間のコミュニケーションも大切にしています。日頃から積極的にコミュニケーションをとることで、相手への理解が深まり、思いやりが生まれると実感しています。
 ほかにも、良い雰囲気の中で全員が同じ方向を向き、目標達成に向けて一丸となって業務推進できるよう、「誰かがやるだろう」ではなく自らが率先して行動することを大切にしています。

 最後に、「Face to Face」これは信用金庫の理念です。誰であろうとも生活からお金を切り離すことはできません。そんな大切なお金をお預かりする職業ですから、お客様との信頼関係は必要不可欠です。人と人との繋がりを大切にしている信用金庫だからこそ、地元の方々に愛され、どんなときでも頼ってもらえる存在でありたいと思っています。

学生へのメッセージ

 私は体育学部出身で、学生時代に金融を学んできたわけではなく、専門外の業界で働くことに不安を感じていました。しかし、専門外であっても学生時代に学んできたことは無駄にはなりません。働く中で、直接的ではなくともこれまで学んできたことが活かされる場面に度々遭遇してきました。入庫後は毎日が勉強で、自分で努力した分だけ業務範囲も広がり、業務に対する充実感を感じることができます。
 自分に合う仕事はなんだろうと悩んでいる方も多いことでしょう。仕事を選ぶ上では、学んできたことや適性も大切ですが、それ以上に大切なのは、どのように社会に関わりたいかという思いだと感じています。
 地元の地域経済に貢献したいという強い思いがある方と、一緒に働けることを楽しみにしています。